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小林よしのり
2016.12.21 11:56日々の出来事

政争の具にするなという議論封じ


「政争の具にするな」

これが民進党の「皇位検討委員会」の見解に対する、

最も卑劣な反応になることは、すでに見抜いている。

 

おそらく安倍政権は、今後、何度も「政争の具にするな」

という論法を使って来るだろう。

 

これは「我々が出した結論に反対するな、議論をさせない」

という「議論封じ」の脅しであって、絶対に怯んではならない。

 

「恒久法での退位、皇室典範改正こそが、天皇陛下と

国民の願いを叶える王道だ」と言い返すべきだろう。

 

「天皇陛下に屈辱の退位を強いるつもりか?」

「陛下のご学友が、陛下は恒久法を望んでおられると

証言されている」

と民進党は言うべきだ。

 

「安倍首相には尊皇心がないのか?」と問えばいい。

まさか国会で男系血統しか尊敬していないとは言えないだろう。

 

「政争の具にするな」に対し、「天皇と国民をあざむくな」

返していくのは重要である。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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